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S型メーターのご説明

 一般のご家庭に使われているLPガス用のメーターは多くがS型メーターと呼んでいる自動遮断機能のあるガスメーターです。 地震などの災害時や 人為的ミスをカバーするために優れた機能をもっています。  そんな機能の一部を紹介いたします。


メーターの前面に 〇 が三個ならんでいる 窓があります。 この窓の表示が異常の状態を知らせる機能です。 セキュリテイー表示といいます。  

 

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1、異常があると、、、、

 通常の状態(異常がまったくない状態)でガスを御使用のときは 〇 が三個並んでいるだけです。 ところが何か異常があって遮断機能がはたらくと、、、、

左の図の様にシグナルが点滅します。   シグナルの位置はメーカーによってさまざまですが、メーター前面に必ずついています。

セキュリテイー表示が、A B C ガス止 P とか、いろいろ表示されます。マイコンがガスを止めた 理由をここで表示しています。 次にセキュリテイー表示と主に考えられる遮断の理由について ご説明します。 

2、過剰にガスが流れると、、、、

 S型メーターは普段のお客様のガスの使用量をだいたい把握しています。灯油や電気の給湯器からガス給湯器に代えたとき 設定変更をしてないと このような遮断があります。

 また最近はヒューズコックといってゴム管が抜けるとガスが流れない 仕組みのコックがほとんどですが、そうした機能のないコックのゴム管がはずれた場合も こうした表示で遮断します。
  
  こんな事がないようにホースバンドを使って しっかりつなぎましょう!、


3、異常に長時間
ガスが流れると、、、、


 異常に長時間ガスが流れ続くと、こんな表示になります。 

 原因としては 1、ガスの消し忘れ  2、器具栓の不完全な閉止  などが考えられます。 安全装置(立ち消え防止装置、過熱防止装置、不完全燃焼防止装置) がビシ!バシ!とついたガス器具をお奨めします。

他にガスストーブをつけたのにメーター設定 がされていないと、こうなる時があります。 ガスストーブを購入したら、ガス販売店に必ず連絡して下さい。
  
 こんな事が続くと火事になっちゃいますね! S型メーターにはうっかりミスを未然に防ぐ機能が 組み込まれています。


4、地震の時は、、、、



家にカーソルを乗せてみてください。
 S型メーターには震度5以上で遮断する感震装置が組み込まれています。 

 

ガス漏れ警報機と連動の設備では警報機が鳴った時もこの表示がでます。
     


遮断弁を復帰する手順

1.ガスの元栓をすべて閉じる

2.ガス漏れなどで作動したときは部屋の窓を開け換気してください。この時、 換気扇は絶対に使ってはなりません。
  3.状況を確認後下図のような位置にある復帰ボタンを少し強めに1秒間くらい押します。
 
   4.約1分くらい点滅が続きます。S型メーターが安全確認をしています。その間ガスを使用してはいけません。 S型メーターが異常だと認識してしまうからです。 下図のようになったらOKです。



復帰操作をおこなっても同様に遮断する場合は即座にLPガス販売店へ連絡してください!
(点滅 BC ガス止P)(点滅 BC ガス止R)の場合も即座にガス販売店へ連絡してください!


  下記の表示はLPガス販売店へ連絡してください!
 (点滅 B)漏洩を感知しています。
 (A)マイコンの電池切れ

この他にも多くの表示がありますが、ここでは代表的なものを取り上げました。 
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